ふるさとヒストリー ~今に繋がる歴史の謎~

FURUSATO HISTORY

ふるさとヒストリー ~今に繋がる歴史の謎~

マリンパルほっとライン 内 木曜日 13:15〜

この静岡でドキドキするような歴史ドラマが起こっていたことを知っていますか?
目から鱗のとっておきの話、静岡の歴史に迫ります♪

音楽:Perityune

《今日の一首・照らす鏡》戦争の語り部として多数の著書のある半藤一利の言葉:アジア・太平洋戦争について~「何とアホな戦争をしたものか!」

《今日の一首・照らす鏡》御前会議での天皇の言葉:空爆は激化しており、これ以上国民を塗炭の苦しみに陥れ、文化を破壊し世界人類の不幸を招くことは 私の欲していないところである。私の任務は、祖先から受け継いだ日本という国を子孫に伝えることである。今となっては一人でも多くの国民に生き残ってもらって、その人たちに将来再び起き上がってもらうほか道はない。今は忍び難きを忍ばねばならぬ時と思う。私は涙をのんで降伏することに賛成する。

《今日の一首・照らす鏡》入道前太政大臣(西園寺公経):百人一首【花さそふ 嵐の庭の雪ならで ふりゆくものは 我が身なりけり】      訳/桜の花を誘って散らしていくほどの春の嵐が行くこの庭は 花びらがまるで雪のように待っている。だが古くなっていくのは花吹雪ではなく年老いた私の方なんだなあ。

《今日の一言・照らす鏡》西園寺公望の言葉:日独伊三国同盟が締結したことを後から知らされつぶやいた「これで日本は滅びるだろう。これでお前たちは畳の上で死ねないことになった。その覚悟を今からしておけよ」

《今日の一言・照らす鏡》スタッドラー著「ニッポンの歴史の宿」より/ 興津に引き寄せられた政治家の中で西園寺公望公爵ほどここに長く住み、町に同化した人はいなかった。西園寺は最後の元老。すなわち日本を近代国家にした長老の生き残りであって彼が望んだことではないが、日本の重責は彼の肩にかかった。彼がここに移って20年間。ここは「日本の首府」になった。

《今日の一言・照らす鏡》西園寺公望の言葉/庭は京都の清風荘が良いが 眺めは興津坐魚荘が一番良い。三保も伊豆も邸内にあるようだ。

《今日の一言・照らす鏡》元老とは…大日本帝国に於いて天皇を助けて内閣総理大臣を推薦するなど国家の重要事項に関わったたった8人の重臣たち。そのうち4人もの元老が興津の地に別邸を構えたり長期間滞在したりしていた。

《今日の一言・照らす鏡》徳川家康「和好の意」/朝鮮国と我が国は、これから戦争をしないのである。故に、どんな武器でも良いから好きなだけ買って行かれよ!

《今日の一言・照らす鏡》雨森芳州 「誠信の交わり」:互いに欺かず、争わず、真実を持って交わり候を、誠信と申し候

《今日の一言・照らす鏡》南坪谷の漢詩:(夜清見寺を過ぎる)日落つれば諸天ひらき 風翻れば大海波立つ 法縁は始結を憐れみ 詩句はかつてよぎり市ことを記す 瀑布に橙光乱れ 蒲団に睡味多し 客はゆき留まるをえず それ月赤明をいかんせん