ふるさとヒストリー ~今に繋がる歴史の謎~

FURUSATO HISTORY

ふるさとヒストリー ~今に繋がる歴史の謎~

マリンパルほっとライン 内 木曜日 13:15〜

この静岡でドキドキするような歴史ドラマが起こっていたことを知っていますか?
目から鱗のとっておきの話、静岡の歴史に迫ります♪

音楽:Perityune

《今日の一言・照らす鏡》徳川家康の言葉:大事(大切なこと)を成し遂げようとするには、本筋以外のことはすべて荒立てずなるべく穏便にするようにせよ。

《今日の一言・照らす鏡》通信使が朝鮮王に報告した【使行録】より:家康は66歳で形態は壮大。その気力を観る。老衰に至っていない。別れに臨んで両国は既に和好しており、将軍家康はまた極めて感悦した。この点に於いて全く疑念がない。(66歳の大御所家康は体格が良くて気力が漲って老けた感じがしない。別れの時に確信した。両国は平和を願って仲良く交流して行く固い決意だである。この点は心底信じて良いだろう。)

《今日の一言・照らす鏡》清見寺 鐘楼に掲げられた朴安期の扁額 「瓊瑶世界」瓊も瑶も美しく輝く2つの玉。輝く宝石のような日本と朝鮮国が出会う場であるここ清見寺で、平和な美しい世界を実現させましょう!

《今日の一言・照らす鏡》ユネスコ「朝鮮通信使に関する記録」の世界史的な重要性…約200年余り日韓両国は往来を繰り返しながら」平和的外交と理論を確立した。記録物は17世紀から19世紀の東アジアだけでなく世界にとっても、戦争と葛藤を超えて人類の平和的共存と交流を追求するうえで模範的テキストになる。

《今日の一言・照らす鏡》『今川義元の師匠 雪斎の晩年の言葉』…高く業鏡を懸けて六十年満つ。手に任せて槌を砕き,生を平らかに漂然とす。(高い理想を掲げて歩んだ60年だった。槌で砕くように人生を切り拓いて世が治まってきたから、心穏やかで、今は無我の境地である)

《今日の一言・照らす鏡》『今川仮名目録追加』…最初の戦国大名宣言/ただ今はおしなべて自分の力量を持って国の法度を申しつける(これからは自分の力で国の法律を制定し支配していく)

《今日の一言・照らす鏡》※武田信玄が家臣に語った言葉/雪斎は真に一代の英傑だ。だから雪斎が長しえにあらば、今川家は長しえに盤石だろう。雪斎もまた人だ。明日どうなるかわからない。雪斎が一旦、世を辞することがあれば…今川の流れも滞る時があるだろう。

《今日の一言・照らす鏡》※太原雪斎より/ おのれの才がたかだか知れたものと観じきってしまえば無限に外の智恵というものが入ってくるものだ。(自分の才能など大したことないのだと謙虚な心を持てば万物そして万人全てが自分の先生となって知恵を授けてくれるのだ)

《今日の二言・照らす鏡》※読書百篇 意自ずから通ず※【貞観政要】より/銅の鏡《いい表情》,いにしえの鏡《過去の歴史》人の鏡《他人からの意見》の三つを常に保ち、己の過ちを防ぐ。

《今日の一言・照らす鏡》古典とは…時代の荒波や市場の洗礼の耐えながらも、長きに亘って生き残ってきた書物が古典。そこには人にとっての大切な<人間とは何か><何のために>生きるのか?<何のために学ぶのか?>の解答,すなわち人類の智恵がつまっている。