ハッピーママサロンからの贈り物
Happy Mom Salon
最終週の火曜日12:30頃スタートの「ハッピーママサロン」では、子どもの本とおもちゃの専門店「百町森」の店主が、子どもの成長に必要な選りすぐりの本やおもちゃを紹介してくれます。

子どもの本とおもちゃ 百町森

「百町森」は静岡市葵区にある子どもの本とおもちゃの専門店です。
新静岡セノバ、バスターミナルから裏路地を東に歩いて3分くらい。
「子どもは遊ぶことで成長する」という考えのもと、キャラクターものでも「知育」でもない、ロングセラーの絵本や木のおもちゃをそれぞれ5,000種ほど置いています。
子どもの成長を助け、遊びに集中できる落ち着いた環境づくりのお手伝いもしています。
また、絵本、おもちゃに関したパンフレットをオリジナルで沢山つくり、子育てや保育に関した文化、情報の発信地になれるように日々努めています。

<子どもの本とおもちゃ 百町森> http://www.hyakuchomori.co.jp

2023年3月28日放送

パターンブロック

遊びながら数学的な構成力を育て美的なものへの探求心を養う

平面構成遊びの中で模様を作る遊び(モザイク遊び)がもっともしやすいものはモザイクブロックとかパターンブロックの名で売られているものです。

正三角形、正方形、正六角形、台形、菱形(2種)の6種類の形をなんとなく並べてみるとおや不思議!どんどん美しい模様ができるではありませんか。その理由は、これらが数学的な原理にのっとり、一辺が2.5cmに統一され、角度も考え抜いて作られているからに他なりません。

同じデザイナー(名前は不明)が考えた6種類の絶妙な形や角度を合わせ、隙間を埋めるようにパーツを置いていくだけで、おもしろいように模様ができるので、子どもも飽きずに遊び続けるというわけです。

模様のような抽象的なものだけでなく、花や昆虫、乗り物など具象的なものもつくることができます。特に小さな子は具象的なものを作るのが好きですが、この形の絶妙な組み合わせはどちらの場合にも大変な力を発揮します。

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ホルツステッキ

ステッキ、ボード共に木製です。木ならではの感触や仕上がりの美しさは子どもの感性を磨いていくことでしょう。

中心があり遊びやすい!

木ならではの感触や仕上がりの美しさ、中心が定まる事での絵や模様の作りやすさからこのホルツステッキが人気です。構成遊びが苦手という子には、発達障害の子の学習支援に携わる高橋智子さんの以下の話が参考になります。

「自閉傾向がある子は空間の操作が難しいことが多く自発的に遊べないことがあるので、大人用と子ども用2枚同じ物を用意し、まずは見本を見ながら親子で横並びで同じものを作るか、親が見本を作って子どもに見せるかして、遊びのハードルを下げてやるといいです。(見せるだけでやりたい気持ちを内在させ、いつか遊ぶかもしれません。)

同じものを2枚置くのがオススメ

1人で遊ぶようになっても板が複数枚あれば、作ったものを飾るとか、2枚で1つの作品にするとか、線対称になる形を作ったりできるので、2枚買っても無駄にはなりません。

まずは四角い小さいのに、中心や四隅の穴に少し色をつけてやるだけで、空間理解の大きな手がかりになります。

大きい板の方は子どもがあれをやりたい!と要求してからの方がいいと思います。見通す力、細やかな操作を繰り返す動作性、間違えた時の忍耐など、大きな板に求められる力は大人の想像以上です。 高橋智子」

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ダンボール工作キット ~makedo~

モノとモノをつなげたり組み合わせることでモノづくりを楽しむための、何度でも繰り返して使うことができるコネクターです。

お菓子の箱やダンボールを再利用し、お家や鎧、車やロボット、実用性のあるものもないものも、自由に作れます。

セット以外にも、足りなくなったコネクター単体や、道具ひとつでも取り寄せ可能です。

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どうしてこわいの?

前作『どうしてなくの?』の続編です。未知のものとの出会い、先の見えない不安、疎外感や孤独…、私たちの感じる「怖い」と言う感情を様々な場面や視点から描いています。生き物の原始的な心の働きである恐怖心。ともすれば「恥ずべきもの」として無視されてしまいがちですが、何かを「怖い」と感じることは自然なことなのだと、改めて肯定してくれる作品です。「恐怖」の黒い卵の絵も良いですね。

(コプタ通信2023年4月号より ようじゆかり)

かみなりのあと、停電で家の中がまっ暗になりました。おとうさんがろうそくに火を灯したとき、マックスはたずねました。「おとうさん、こわいとおもったことある?」「だれでもこわいっておもうことはあるよ」と、おとうさんは、いくつもの「こわい」について話してくれました。

知らないことをこわいって感じたり、激しい言葉がつきささっておびえることもある、どうしようもなくこわくなったり、自由になるのがこわいこともある、かたいからを身につけて、こわくないふりをしている人もいる……でも、おとうさんは、最後にマックスに希望を伝えてくれます。

「こわい」についての分析、解説もあります。「こわい」について改めて考えてみることで、「こわい」を受け入れることができるようになるかもしれません。 同じ著者たちによる『どうして なくの?』があります。

(出版社サイトより)

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