最終週の火曜日12:30頃スタートの「ハッピーママサロン」では、子どもの本とおもちゃの専門店「百町森」の店主が、子どもの成長に必要な選りすぐりの本やおもちゃを紹介してくれます。
2024年3月26日放送
バウハウスはドイツ・ワイマールに1919年に設立された、世界で初めて「モダン」と言われるデザインを確立したとされる造形学校のことです。初代校長にはヴァルター・グロピウスが就任、その後デッサウなどに拠点を移し、ナチスにより閉校されるまでの14年間、他に類を見ない先進的な活動をしました。現代美術、造形、建築などに大きな影響を与えたとされています。ここで紹介するおもちゃはバウハウス資料館(ベルリン)の依頼を受け、ネフ社(スイス)が生産したものです。ネフ社に依頼して製品化されたというところがネフ社の高い技術力、クオリティの高さが認められた証拠でもあり、実に興味深いですね。
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バウハウス・デザインの積み木「バウスピール」の復刻版です。
ちなみに「バウ Bau」とは、ドイツ語で「建築、建設」のことなので、「建築遊び、建築積み木」といったニュアンスでしょうか。
輸入元の解説
1923年ドイツの造型学校バウハウスで製作された積木の復刻版。パーツひとつひとつはシンプルな形ながら、組み合わせると、舞台装置のような空間が生まれる美しい積木。20世紀の生活用具におけるグッドデザインのひとつとして専門書などでも紹介されている。当時量産への配慮はあまり重要視されていなかったので、着色の作業も含め、かなり手がかかるその生産工程を、ネフ社は見事に量産のレベルに引き上げ、高価ではあるが、原作通りの製品に仕上げ市場に送りだした。この他にも現在、チェスセット、カラーごま、ハンペルマン、スティックスピール(原名Bauhaus-Schachfiguren, Optischer Farbmischer, Hampelmann, Steckpuppen)の復刻版がネフ社の手で製作されており、世界のミュージアムショップや専門店を通じて、愛好家の手に渡っている。
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このチェスゴマは、バウハウス・ワイマール校で石彫および木彫工房のマイスター(親方)をしていたJosef Hartwigが、1923年にデザインしたものです。伝統的なコマの形態を離れ、コマの動き(機能)そのものを、立方体・球・円筒といった幾何学的な形を結びつけることによって表現しています。
「ものをほんとうに機能的に働くように造形するためには、まずその本質を探究しなければならない。なぜなら、ものはその目的を実現すべきである、つまり、その諸機能を満足させ、丈夫で、安価で、そして美しくあるべきだからである」
(「バウハウス生産の原則/ヴァルター・グロピウス」(バウハウス叢書7)より)
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商品の説明
バウハウス・デザインのハンぺルマンのおもちゃの復刻版です。
バウハウスはドイツ・ワイマールに1919年に設立された世界で初めて「モダン」デザインを確立したとされる造形学校のこと、現代美術、造形、建築などに大きな影響を与えたとされていますが、このハンぺルマンはバウハウス資料館(ベルリン)の依頼を受け、ネフ社(スイス)が生産したものです。
背景が黒の額縁になっているところ、赤、黒、水色、黄の配色などに、デザインに対する意気込みを感じます。
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7枚のディスクを差し込んで回すと、色が混ざったり、様々な視覚体験ができます。
バウハウスの作品をネフ社が復刻。
7種類のディスクがあり、裏にナンバーと説明が書かれている(日本語訳の別紙あり)。この7枚はコマを回した時、原則灰色になるために作られた配色だ。1番から順番にディスクを乗せコマを回してみよう。(例外的に3番目の配色は外側がオレンジで内側が紫になるディスク、7番目は動きを楽しむディスクなので注意。)プレートをコマに乗せて回して色が混ざりあう実験的な側面を持つ科学的な遊び。子ども達は色についての深い体験をするだろう。
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輪島朝市の活気ある風景を描いている絵本、今回の能登半島地震で火事でやけてしまったため、しばらく品切れだったこの絵本を緊急復刊。
利益は能登半島地震災害義援金として、日本席十時社に寄付される。
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