ハッピーママサロンからの贈り物
Happy Mom Salon
最終週の火曜日12:30頃スタートの「ハッピーママサロン」では、子どもの本とおもちゃの専門店「百町森」の店主が、子どもの成長に必要な選りすぐりの本やおもちゃを紹介してくれます。

子どもの本とおもちゃ 百町森

「百町森」は静岡市葵区にある子どもの本とおもちゃの専門店です。
新静岡セノバ、バスターミナルから裏路地を東に歩いて3分くらい。
「子どもは遊ぶことで成長する」という考えのもと、キャラクターものでも「知育」でもない、ロングセラーの絵本や木のおもちゃをそれぞれ5,000種ほど置いています。
子どもの成長を助け、遊びに集中できる落ち着いた環境づくりのお手伝いもしています。
また、絵本、おもちゃに関したパンフレットをオリジナルで沢山つくり、子育てや保育に関した文化、情報の発信地になれるように日々努めています。

<子どもの本とおもちゃ 百町森> http://www.hyakuchomori.co.jp

2023年12月26日放送

クレヨンロールケース&クレヨン2種12色セット(スケッチブック付)

シュトックマー社のみつろうクレヨンを収納できるケース(百町森オリジナルクレヨンロールケース)に、シュトックマー社のみつろうブロッククレヨン12個、みつろうスティッククレヨン12本をセットしました。別々に買うよりもお得な価格になっています。 ロール状にくるくると巻いて、紐でとめます。家庭で使うのにも、おでかけに持ち運ぶのにも便利です。

詳しい情報・ご購入

じょやのかね

白黒の版画の絵本です。「ぼく」の心情でお話は進みます。大晦日は年が明けるまで寝ないで待っている特別感があります。じょやのかねを鳴らしに行くために外に出ると冷たい空気に鼻がツンとします。お寺には人がたくさん並んでいて、甘酒をもらい体を温めながら順番を待ちます。いよいよ順番が来ると祈りながら、勢いよくうちます。ゴーンという音が静かな空気にこだまします。

私も家族とお寺に行き、甘酒をいただき、じょやのかねを鳴らしたことがあります。真夜中の静けさと、冷たく澄み切った空気。パチパチとかがり火の音と火の温かな色。いざ、鳴らすその時には、じょやのかねのその大きい存在感に圧倒され、ちゃんと鳴らせるか心配にもなりました。そしてお腹にまで響くゴーンという音。新しい年の合図を聞き、鳴らせたことに幸福感でいっぱいになるのです。この絵本の中の、男の子の気持ちになってじょやのかねを鳴らすまでの過程をぜひお楽しみください。

詳しい情報・ご購入

しめかざり

お正月に飾るしめ飾り。家に年神様という神様を迎えるためです。年神様は新しい年を元気に過ごすための力をさずけてくれるのです。しめ飾りの材料はなぜワラなのか、そしてその収穫のための栽培方法、地方によって収穫の時期や、しめ飾りの作り方などがさまざまで、この絵本の主人公の芦田さんのゴボウジメの作り方がわかりやすい説明で描かれています。全国のさまざまな形のしめ飾りも大きなイラストで描かれていてそれぞれの形の由来なども紹介されています。

当たり前のように飾っていましたが、ちゃんと意味を知ったり、作る過程を知るとしめ飾りにも思わず手を合わせたくなってしまいます。お正月の神様を迎えるため、そして、過ぎた年への感謝や想いを込めて大切に飾りたいものです。

(スタッフちさ/「絵本のじかんVol.7お正月」より)

詳しい情報・ご購入