キュボロ
キュボロ
玉が見えたり隠れたりパズルのような面白さ
Cuboro(キュボロ)は、5cm角の積み木(立方体)に設けた溝と穴を組み合わせます。トンネルも作れるので、パズルを解く楽しさもあり、大人も楽しめます。
積み木は積むだけでズレ防止の機構などはありません。遊んでいるうちにズレたりするので、調整する必要がありますが、それも「遊び」のうちとお考えください。
アイテムの選び方アドバイス。
Cuboro(キュボロ)はスイスのキュボロ社が生んだ最高峰の玉の道積み木です。
初めての場合は3種類のスタンダード(16、32、50)からお買いになるのがオススメです。50が欲しいけど予算が足りない方は、32でもリグノやネフスピールをお持ちならほとんど50と同じようなものができます。というのは、50の中には細工のないキューブが19個入っていますから、リグノなどでほぼ代用できるわけです。完璧にというわけではありませんけどね。
メーカーの対象年齢はジュニアの3歳からというのを除くと、たいてい5歳からになっています。でも正直言って、ジュニアを含め小学生からでも充分、中高生や大人も楽しめるものです。
ジュニアは直線で坂を作ったりもできるので、ビー玉を勢いよく走らせられます(3、4歳の子はこれが好き。)が、キュボロは玉の勢いを楽しむものではないので小さな子には物足りなくなる場合があります。
その代わり、勢いこそないですが、玉がトンネルに入ってまた出て来るといったところが絶妙に面白く、そこを考えて作れる子(あるいは大人)にはたまらない魅力の玉の道積み木なのですね。
最近、前人未到の8冠に輝いた将棋の藤井聡太さん(おめでとうございます!)が子どもの頃遊んでいたということですっかり有名になりました。(2023年10月現在)
藤井さんが中学生でプロになった時には、爆発的に人気が出て急に品切れ、1年待ち、2年待ち状態になったのが印象的でした。
最近はほぼ全アイテムが潤沢に入って来ています。時々品切れる場合があります。ご注意ください。柿田友広
年齢:5才くらいから(ジュニアは3歳くらいから)
安定性:★★★
拡張性:★★★★
大人もはまる奥深さ
キュボロの魅力
5cm角の立方体に刻まれた溝と穴を組み合わせた玉の道。一つの立方体を2回(上の溝と下のトンネル)通過させることもできます。
穴に消えた玉が、トンネルを通って意外な場所から飛び出してくる面白さはキュボロならでは。その分、パズルを解くような思考が必要です。5歳くらいから大人までお薦めです。
シンプルで美しい立方体と、パズル的・からくり的面白さは大人もうっとりしてしまいます。
遊びのアドバイス
まずは、スタンダードからスタートして、足りなくなったら追加セットに進んでください。
3歳から5歳くらいの子は、「キュボロジュニア」からスタートするのがおすすめです。
組立図つきのパターンバインダーをぜひお薦めします。これがあると、簡単なものから複雑なものまで体験できるので、遊びのコツをつかむことができます。
パターン表を見ながら作る場合、そっくりなパーツがあるので、探すのが大変です。あらかじめ、上の面などに鉛筆で番号を書いておくといいでしょう。
水平の道が続くと止まってしまうので、工夫してみて下さ